1.関節や筋肉を痛める原因になる
姿勢が悪いと、体を支えるために筋肉や骨格に余計な負担がかかってしまいます。
短期的には、肩こりや腰痛といった原因に。
長期的には、負担の蓄積によって、関節の変形や手足のしびれといった神経症状の原因にもなります。
2.自律神経の乱れから、内臓の不調を引き起こす
人の体の機能を調整している自律神経は、脳から背骨の中を通って、全身へと伸びています。
猫背だと、神経の流れが圧迫され、自律神経が乱れる原因になってしまいます。
自律神経の乱れは、頭痛やめまいといったものから、胃腸をはじめとした内臓疾患など、非常に多くの症状を引き起こす原因になります。
3.メンタルにも悪影響を及ぼす
人は落ち込んだとき、自然と肩を落とし、背中が丸くなります。
心が姿勢に影響を与えるだけではなく、実は逆のパターンも当てはまります。
姿勢が悪くなることで、気分が落ち込んだり、ストレスを感じやすくなってしまうことが分かっています。 (参考論文:『Wilkes C et al. Upright Posture Improves Affect and Fatigue in People with Depressive Symptoms. J Behav Ther Exp Psychiatry. 2017 Mar;54:143-149.』)
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